AMR(自律移動ロボット)のセンサーの種類と選び方|研究開発で使える拡張オプション徹底解説【2026年版】
この記事でわかること
- AMRに搭載される主なセンサーの種類と役割
- 用途・研究テーマに合わせたセンサーの選び方
- 研究開発用台車ロボットで搭載できるセンサーオプション
🔧 研究に合わせてセンサーをカスタマイズできるAMRをお探しの方へ
ヴイストンの「プロトロボ」では、LiDAR・カメラ等のセンサーを1台から自由に追加・カスタマイズできます。研究テーマに最適な構成をご提案します。
研究開発向けAMRのカスタマイズ開発の詳細を見る →近年、自律移動ロボット(AMR)は、大学や研究機関での自律走行・SLAM研究、企業のR&Dなど、さまざまな現場で活用されています。そのAMRが「自分の位置を把握し、周囲を認識して走行する」ために欠かせないのがセンサーです。
本記事では、AMRに搭載される代表的なセンサーの種類と役割、研究テーマに合わせた選び方、そして研究開発用台車ロボットで実際に搭載できるセンサーオプションを解説します。
AMRにとって「センサー」が重要な理由
AMR(自律移動ロボット)は、あらかじめ決められたルートを走るのではなく、周囲の環境を認識しながら自律的に走行します。その「目」や「感覚」の役割を担うのがセンサーです。
研究開発の現場では、どのセンサーを選び、どう組み合わせるかが、SLAM・自律走行・人との協調といった研究テーマの成否を大きく左右します。まずは、AMRに搭載される代表的なセンサーの種類から見ていきましょう。
AMRに搭載される主なセンサーの種類
① LiDAR(レーザーセンサー)
レーザー光を照射し、対象物との距離を高精度に測定するセンサーです。AMRの自己位置推定(SLAM)や障害物検知の中核を担い、産業用AMRでも主流となっています。
- 2D LiDAR:水平方向の距離を測定します。低コストで扱いやすく、屋内の自律走行・2D SLAMに広く使われます。
- 3D LiDAR:垂直方向を含めた立体的な計測ができます。高精度な3次元マッピングや、複雑な環境での走行に適しています。
② カメラ(ビジョンセンサー)
画像から環境を認識するセンサーです。カメラ映像を使ったVisual SLAMや、人・物体の認識に用いられます。
- デプスカメラ(深度カメラ):色情報に加えて距離を取得でき、屋内での人や物の識別に強みがあります。
- ステレオカメラ:2つのカメラの視差から距離を計測します。
- 単眼カメラ:低コストですが、実寸(スケール)の取得に工夫が必要です。
③ IMU(慣性計測装置)
加速度や角速度を計測し、ロボットの姿勢や動きを把握するセンサーです。LiDARやカメラと組み合わせることで、走行の安定性や自己位置推定の精度を高めます。
④ その他のセンサー
- 超音波センサー:近距離の障害物検知や接触防止に使われます。
- バンパーセンサー:接触を検知して安全に停止するためのセンサーです。
AMRセンサーの選び方|研究テーマ別のポイント
センサーは「高機能なものを選べばよい」というわけではありません。研究目的・予算・使用環境に応じて、適切に選定することが重要です。
| 研究テーマ・条件 | 向いているセンサー |
|---|---|
| 屋内で高精度なSLAM | 2D/3D LiDAR |
| 大規模・立体的なマッピング | 3D LiDAR |
| コストを抑えてSLAM研究 | 2D LiDAR + Visual SLAM |
| 人や物の識別・協調 | デプスカメラ |
| ドローン・小型機体 | カメラ + IMU(VI-SLAM) |
| 高いロバスト性が必要 | LiDAR + カメラのセンサーフュージョン |
ポイントは、1種類のセンサーにこだわらず、研究目的に応じて組み合わせることです。そして、後からセンサーを追加・換装できる拡張性があると、研究の幅が大きく広がります。
🤖 「このセンサーを搭載できる?」とお悩みの研究者の方へ
研究開発用台車ロボットなら、LiDAR・デプスカメラ等のセンサー追加、ROS PC・GPU搭載PCの選定、ROS2対応など、研究テーマに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
- ✅ 3D/2D LiDAR・デプスカメラなど主要センサーに対応
- ✅ 標準オプション × 持ち込み機材の柔軟対応
- ✅ 構想段階からエンジニアが伴走
📄 まずは資料だけ見たい方は ⤓ 資料ダウンロード(PDF・登録不要)
研究開発用台車ロボットで搭載できるセンサーオプション
ヴイストンの研究開発向けAMRは、研究テーマに合わせてセンサーを柔軟に追加・カスタマイズできます。ここでは、代表的なセンサーオプションを紹介します。
3D LiDARオプション:Livox Mid-360S
立体的な高精度3Dマッピングに対応した3D LiDARオプションです。広い視野角を持ち、複雑な環境での自律走行や3D SLAMの研究に適しています。

▶動画で見る
2D LiDARオプション(LRF):TG30
水平方向の距離を高精度に測定する2D LiDAR(LRF)オプションです。屋内での自律走行や2D SLAMに適した、研究の定番構成です。

▶動画で見る
デプスカメラオプション:Intel® RealSense™ D435i
色情報・深度・IMUを一体で取得できるデプスカメラオプションです。Visual SLAMや物体認識、人とのインタラクション研究など、幅広いテーマに対応します。

▶動画で見る
💡研究開発向けAMRは、センサーの取付金具・可動装置・制御PC・電源など、研究に必要な拡張も幅広くオプションで対応しています。研究テーマに合わせて、1台からカスタマイズが可能です。
まとめ
AMRのセンサー選びは、研究テーマの実現を左右する重要なポイントです。
- LiDAR・カメラ・IMUなど、センサーごとに役割と得意分野がある
- 「高機能」よりも「研究目的に合った選定と組み合わせ」が大切
- 後から拡張できる柔軟性があると、研究の幅が広がる
研究開発用台車ロボットなら、3D LiDAR(Livox Mid-360)・2D LiDAR(TG30)・デプスカメラ(Intel® RealSense™ D435i)をはじめ、研究テーマに合わせたセンサー構成を1台からカスタマイズできます。センサーの取付や制御PCの構築に時間を取られず、研究テーマにすぐ集中できる環境を、すぐにご用意できます。
💬 センサー構成のご相談はこちら
「この研究にどのセンサーが合う?」「このセンサーを搭載できる?」
そんなご相談から、構想段階からエンジニアが伴走いたします。
📩 翌営業日以内にご返信いたします。
お問い合わせはこちら → 研究開発向けAMRの詳細を見るまずは資料だけ見たい方は ⤓ 資料ダウンロード(PDF・登録不要)
